概要
設立:1999年
業界:ITセキュリティサービス
所在地:ブラジル
ブラジルを拠点とするIntegrasulは、クライアントに情報セキュリティサービスを提供するマネージドサービスプロバイダー(MSP)です。もともとは統合脅威管理(UTM)とファイアウォールセキュリティソフトウェアの開発会社でしたが、現在は政府、金融サービス、医療、自動車分野など多様な業界で、顧客のITセキュリティニーズを支援しています。Integrasulは、レッドチーム/ブルーチームのサイバーセキュリティサービスも提供しています。
状況:パスワードの使い回しと、パスワードマネージャーに対する文化的な懐疑心
Integrasulの最高技術イノベーション責任者(CTIO)であるDino Salvati氏は、覚えやすいパスワードの使用や、同じパスワードを複数のサイトで使い回すなど、安全ではない方法でパスワードを管理してきた従業員への対応に直面していました。Integrasulは、重要データの保護が顧客にとってますます重要になっていることを理解していたため、Salvati氏は社内に導入でき、顧客基盤にも提供できるパスワードマネージャーを見つけようとしました。選定するパスワードマネージャーが機能豊富で、顧客が自分で管理するのに適していることを確認するため、Salvati氏はまず個人利用でテストしました。
ブラジルではパスワードマネージャーに対する文化的な抵抗があるため、Salvati氏は同僚や家族から、パスワードマネージャーを使うと非効率になり、ワークフローが遅くなると言われました。しかし最終的には、そうではないと納得してもらうことができました。「実は最初に妻を説得できました」とSalvati氏は言います。「パスワードについて考えなくてよいので、パスワードマネージャーを使うほうがはるかに簡単で速いと気づいたのです。」
ソリューション:Bitwardenは社内外への導入に多くのメリットを提供
Salvati氏は、社内利用と外部販売向けにBitwardenを選ぶ前に、競合する3つのパスワード管理ソリューションを評価しました。Bitwardenの大きな差別化要因は、無料プランを利用できる点だったと同氏は述べています。「無料プランは、契約せずにテストできるという点で非常に役立ちました」とSalvati氏は言います。「これは、初期投資を必要とする他のプロバイダーとは対照的です。」
Integrasulが最終的にBitwardenを選んだ理由は、信頼できるオープンソースアーキテクチャ、市場での高い評価、顧客がコンプライアンス要件を満たせるよう支援する姿勢、そしてクロスプラットフォーム対応にありました。「当社では社内でLinuxを使用しているため、最初にこのソリューションを社内で使い始めたとき、それをサポートできるパスワードマネージャーが必要だと分かっていました」とSalvati氏は言います。「デバイスやプラットフォームに対する柔軟性を考えれば、顧客に提供するのは当然の選択でした。」
BitwardenとのMSPパートナーシップは大きな成功を収めており、Salvati氏はBitwardenのMSPポータル機能と、クライアントのオンボーディングをセルフサービスで行える点を高く評価しています。また、Bitwardenのチャネル管理チームによる迅速で実践的なサポートも称賛しました。
"The free tier was very helpful in that it enabled testing without commitment. This is in contrast to other providers that require an upfront investment.”
パスワード管理ソリューションに対する文化的障壁を打破
Bitwardenを顧客に提供するという決定は、Integrasulを他のMSPと差別化するものです。ブラジルでは、一般的にパスワードマネージャーに対して懐疑的な見方があるためです。「ブラジル市場では、パスワード管理ソリューションは一般的ではありません」と、Integrasulのインサイドセールス責任者であるTales Sausen氏は言います。「Integrasulはこの分野の先駆者です。この独自の価値提案により、Bitwardenの販売が、より幅広いポートフォリオを販売するための入り口になることが分かりました。これにより、ブラジルのサイバーセキュリティ市場において文化的障壁を打破し、市場での差別化を生み出せています。」
顧客体験と成果が、Bitwardenへの満足度を示す
Bitwardenの導入とオンボーディングにおいて、Integrasulは顧客が自社環境を自ら管理するセルフマネージドモデルを提供しています。その一方で、Integrasulはサポートとトレーニングを提供します。小規模な顧客は基礎的なパスワードセキュリティのニーズに重点を置いている一方、大規模な顧客には、パスワードポリシーの作成やコンプライアンス規制への対応などの技術的要件があります。Salvati氏によると、小規模な顧客はBitwardenを「非常に使いやすく管理しやすい」と感じており、大規模な顧客はその技術力に満足しています。
Bitwardenに対する顧客全体の満足度は、小規模組織と大規模組織の双方で製品の高い継続率に表れています。Bitwardenが顧客の間で非常に人気を博していることから、Integrasulのチームは、Bitwardenが自社の包括的なビジネス戦略に有益だと考えています。「Bitwardenは新たな扉を開いてくれました」とSalvati氏は言います。「より広範なセキュリティ文化の醸成を支え、顧客がすでに利用している中核サービスを補完する重要な存在であることが分かりました。」
“Bitwarden has opened doors - we've found that it supports broader security culture development and is an important complement to core services our customers are already using."
